翠星のガルガンティア 13話(最終話) ネタバレあり感想
(以下ネタバレ)
友達幾人かが予想したコースで安定の着地をした最終回。
しっかり終わり、読後感もいい感じだった。
以下、備忘と整理を兼ねて列挙。
順不同。
取り上げる話題の粒度はまちまち。
ORBITAL MASS DRIVER SYSTEM GARGANTIAきた!衛星軌道上への打ち上げマシーンですよ!
旧世界、英語を使ってた時代の遺物が残ってる。
見慣れた言葉がみえるこの感動は、1話の異文化言語のネタ仕込み以来だ。
噴水の塔が登場したときの伏線(周囲から浮いた質感)が回収されて心地良い。
仕組みはレールガンだろうか?
弾体を加速させる過程の描写では、爆薬で加速させてたようにも見える。よくわからん。
チェインバーのレドへの語りかけ。「この空と海の~」「生存せよ」
機械が人をサポートする、というチェインバーと、
支配し神となったストライカーとの対比。
そして機械が人の成長を見守り認め、巣立ちを認める妙。
チェインバーの機械の論理をベースとした上で、
なお人間の成長を良しとするのは、
大きな人間讃歌だと思う。
「くたばれブリキヤロウ」地球の文化に馴染んで変わったチェインバー。ある種の成長とも解釈できると思う。
「太陽を蘇らせた」のは残った人間たちだったのね。
それだけの技術はあったんだ。
けど、あとは衰微してしまったのね。それが精一杯、最後の力ってとこか。
レドの探検。
クジライカとのコミュニケーションの可能性への言及はいいね。
いろんな未来がありそう。
クジラやイルカレベルでのコミュニケーションくらいはできるかもね。
かつてヒディアーズを殲滅するために戦ったチェインバーの骸を苗床として、
クジライカの幼生が生まれ、育ってゆく。感慨深い。