翠星のガルガンティア 7話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

ヒディアーズとの戦争か、ガルガンティアでの楽しい暮らしか、という二択。

今週は意外なとこから、その二択を迫られることになった、転機の回になった。

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。
順不同。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

 

先週の、のんきにエイミーの踊りみてたレドと、

今週の、やはり兵士としての自己の存在意義を最優先するレド。

ガルガンティアでの生活は、今までその2つを矛盾させなかったが、

ここにきて、クジライカ(ヒディアーズ)という意外な方向から、

矛盾が生じることになった。

てっきり友軍と連絡がついたときにどっちかの選択をするものと思ってたが、

この話、そんなぬるくなかった。

 

そしてどうやら、涙を流すエイミーを置いて、レドは出てゆくことになりそうだが…どうなるのやら。

 

先週のチェインバーの台詞どおり、やっぱりヒディアーズだったクジライカ。

ベローズの禁忌感からするに、殺傷を禁じられた神聖視されている生物のようだ。(あとのシーンで判明します)

先週チェインバーが言っていたナノマシン(ギンガミチ)についても気になる。

 

考えられるものとしては、旧文明がナノマシンをうっかり暴走させてヒディアーズ爆誕、人類は仕方なく太陽活動を制御し地球圏を一時的に寒冷化させて脱出、しかしヒディアーズも後を追って宇宙に侵攻したり地球に残ったり。一方で、共存共栄の理念のもと、寒冷化した地球になんらかの方法で生き残った人類もいた、そして幾星霜…みたいな感じ。

 

そして、ヒディアーズ爆誕のきっかけについても、偶然か、それとも先行する知性の介在があるのか、というところも気になる。

また、ナノマシンにより文明が技術的特異点を迎えてしまった結果、であれば、ある意味必然となる。

ナウシカ(漫画版)の王蟲グレンラガンのアンチスパイラル、レヴェレーション宇宙史でのインヒビターなど、まぁいろんな作品で語られるネタに通じるものはあるよな。

 

ピニオンの狂気を感じさせる表情。「兄貴」がらみで、過去に遺恨か、ベローズのいう「夢」に執着があるようだ。

また、やはり旧文明の叡智、栄華に魅了された(いわばナウシカのムスカのような)フランジの動向も気になる。やっぱそういう人もいるのね。