翠星のガルガンティア 10話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

今回はずっと呆然としっぱなしのレド。そりゃアイデンティティが一旦崩れちゃったからね…。

次週は大きく動きそうで、今回はその溜めの回という印象。

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。

順不同。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

 

今回のスポンサーコールもエイミー。

 

幼ヒディアーズ殺害シーンがフラッシュバックして苦悩するレド。弟の顔とダブってよりひどい悪夢に。精神的に参ってそうだ。

 

一方の兄弟、レドと対比される、兄をなくしたピニオンのほうは、兄に酒を手向けていた。が、あまり幸せってわけでもなさそうだ。

 

フランジのおっさんは案外常識的。人類の幸せを考えてたようだ。ピニオンの無軌道な野心とは対照的。

 

アイキャッチは…誰の持ち物?工具からして、マイタ?もうちょっとメインに近い人物で、工具使うメンバーいたっけ?先週がピニオンの持ち物だとして。

 

チェインバーの演説。

リンクが途切れていても独自に思考し、論じることができるのは、知性としてなかなか面白い。10話の山場の一つと思う。

「文明の否定」やっぱヒディアーズはそういう位置づけか。先週ちょっと書いたのを思い出す。

「生存戦略」の違い。「淘汰」。4話あたりのベベルとの対話を思い出す。

チェインバーのアイデンティティには1話と全く同じ。

ロボは人を助けるもの、人を人のままであるようにするもの、と受け取った。

イボルバーとは対照的なわけだ。

そういえば陽蜂も人を人でなくするという結論を選んでたね。

 

何やら怪しげな狂信的宗教集団っぽい人々の船団。舳先には贄めいたヒディアーズの死骸が。

そしてクーゲル中佐のマシンキャリバーが。搭乗者はいったい誰…?

 

「誰のために…?」苦悩し煩悶するレドの描写は割と重要だと思う。

翠星のガルガンティア 9話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

 

 

ついに謎の開示きた。

ヒディアーズの正体はイボルバー(人工生物との共生と人工進化を行った、人類の一派)の末裔。

地球寒冷化は自然現象で、ヒディアーズの現出はその結果である。

過酷化する寒冷化は人類を平和へとは向かわせず(あるいは人類がそこまでの倫理を獲得できず)、コンチネンタルユニオンとイボルバーの反目は地球圏規模の大戦へと発展してしまった。

人類銀河同盟とヒディアーズとの戦争は、地球の内戦を拡大したものだった。

レドが人類の敵として殺してきたのは、皮肉なことに、人類だったのだ。

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。

順不同。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

 

 

宇宙のより戦闘力の低いヒディアーズ。だからって皆殺しはあかんで!しかし皆殺しする気まんまんのレド。そりゃあ今まで同胞を沢山殺されてきたからねぇ。その心情のベースは1話Aパートでしっかり語られている。

 

提供アナウンスは、今回はエイミーのようだ。

 

ヒディアーズの巣に潜るレド。マザーもそんなに強くない。ヒディアーズ、電磁場を制御できるんか…紫電掌は撃てますか?

どうみても人類の胎児っぽい、幼生ヒディアーズ。そうなの?まさか人類亜種なの…?

 

「機密」「人類銀河同盟の」「軍規」ここにきて情報開示されないのかよ!うまい焦らし。

レドの機転と強い意志で、情報が開示される。

 

アイキャッチの持ち物シリーズ、今回はピニオン。

 

イボルバー。evolveってのは進化ね。

人ゲノム操作って、人工進化の研究かよ!すげーな!

共生体。なるほどナノマシン。ところで共生ってどうやるの?

コンチネンタルユニオン。国連と同時に存在してるとこをみると、経済ベースで地球上の各大陸上の組織が連合したものか?

 

おっさんの顔がヒディアーズと合体してるー!?

ヒディアーズは人類だったのかー!

 

戦争かよ!イボルバーも、肉体を進化させることはできても、メンタルは進化しなかったんだな!科学技術だけ進歩しても愚かなのはどっちもどっちだよ!

 

進みゆく寒冷化の描写が圧巻。地球が人の住める星でなくなりつつある 危機感。

 

ワームホール!そこまで技術が進歩してたのか!それでも寒冷化は防げなかったんだな。

 

レドはイボルバーの少女(?)を人間として認識した直後、チェインバーが無造作にそれを握り殺してしまう。

ヒディアーズの血、赤い血、それが人の血にみえる描写が、初めて、意図的に、される。ニクい演出。

殺人の罪悪感に苦しむレド。来週かわいそうなことになるで…。

 

ベベルの笛を聴き涙ぐむエイミーは何を想うのか。ってそりゃレドとの別れですが、それだけではない何かを含ませてるイメージ。

レドの行なってしまった殺人の苦しみと悲しみの一部を、エイミーの涙が代弁しているんだと解釈する。

 

ところで、地球型ヒディアーズ、現地球人類とのコミュニケーションは断絶してるし、文明も持たない様子。理由は不明。意図的なものか、退化か。動物として幸せに暮らしていれば文化も文明も必要なくなる…それは動物としては幸福かもしれないが。あるいはそれは一部のイボルバーが意図して行ったことで、人語を解するイボルバーが地球に現存する、なんて可能性もある?

 

翠星のガルガンティア 8話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

今回はレドについては特に変化なし。ただしエイミーについての心情が明らかになった。

エイミーはレドに対して言う言葉を持たず、ベベルも頑ななレドに対して、なぜ「違う」のかうまく説明ができない、視聴者にとってもどかしい状態のまま待て次回。

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。
順不同。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

 

 

フェアロック船団長から渡されたのは、船団のマスターキーらしきもの。模様で生命の樹をちょっと連想。

 

6000光年は遠いよな。救難信号装置も、超光速航法つまり超光速通信はできてないという想定でいいのかな?

クジライカの巣にはどんなロストテクノロジーがあるかわからんので、そこにヒディアーズ本拠地への超光速航法ゲートがあったり、超光速通信装置があったりとか、それにより人類銀河同盟と通信できるサプライズ、の可能性もちょっと残ってる。

 

葬式は砂で埋める。砂もたぶん貴重品だよな。だからこそだと思う。ユンボロで海底から土砂を取ってくるくらいはできるのかもしれないが。

 

エイミーの、レドへの強い共感。2話から一貫して語られてるこれ、結構重要なテーマだと思うんだよね。

 

アイキャッチ、今回はリジットの持ち物だった。

今回はリジットの成長と、取り巻く皆を描く度合いも結構高かった。

 

ベベルに、自分の弟について語るレド。追憶のシーンから割と間があった。それだけエイミー、ベベルと仲が良くなったということでもある。なのに別れて出てゆくのは、やはりレドにとっては敵の殲滅という発想が第一にあるからなんだけど…。まぁそう簡単に変わるもんでもないよね発想は。

クジライカの巣での新情報の入手、謎の開示がどうなるか。それとも何もないのか。何もなくても話のやりようはあるんで、どちらもありうる。

翠星のガルガンティア 7話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

ヒディアーズとの戦争か、ガルガンティアでの楽しい暮らしか、という二択。

今週は意外なとこから、その二択を迫られることになった、転機の回になった。

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。
順不同。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

 

先週の、のんきにエイミーの踊りみてたレドと、

今週の、やはり兵士としての自己の存在意義を最優先するレド。

ガルガンティアでの生活は、今までその2つを矛盾させなかったが、

ここにきて、クジライカ(ヒディアーズ)という意外な方向から、

矛盾が生じることになった。

てっきり友軍と連絡がついたときにどっちかの選択をするものと思ってたが、

この話、そんなぬるくなかった。

 

そしてどうやら、涙を流すエイミーを置いて、レドは出てゆくことになりそうだが…どうなるのやら。

 

先週のチェインバーの台詞どおり、やっぱりヒディアーズだったクジライカ。

ベローズの禁忌感からするに、殺傷を禁じられた神聖視されている生物のようだ。(あとのシーンで判明します)

先週チェインバーが言っていたナノマシン(ギンガミチ)についても気になる。

 

考えられるものとしては、旧文明がナノマシンをうっかり暴走させてヒディアーズ爆誕、人類は仕方なく太陽活動を制御し地球圏を一時的に寒冷化させて脱出、しかしヒディアーズも後を追って宇宙に侵攻したり地球に残ったり。一方で、共存共栄の理念のもと、寒冷化した地球になんらかの方法で生き残った人類もいた、そして幾星霜…みたいな感じ。

 

そして、ヒディアーズ爆誕のきっかけについても、偶然か、それとも先行する知性の介在があるのか、というところも気になる。

また、ナノマシンにより文明が技術的特異点を迎えてしまった結果、であれば、ある意味必然となる。

ナウシカ(漫画版)の王蟲グレンラガンのアンチスパイラル、レヴェレーション宇宙史でのインヒビターなど、まぁいろんな作品で語られるネタに通じるものはあるよな。

 

ピニオンの狂気を感じさせる表情。「兄貴」がらみで、過去に遺恨か、ベローズのいう「夢」に執着があるようだ。

また、やはり旧文明の叡智、栄華に魅了された(いわばナウシカのムスカのような)フランジの動向も気になる。やっぱそういう人もいるのね。

翠星のガルガンティア 5話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

ヒャッハー!水着だ!

4話でのベベルの問いを受けて、レドがよりガルガンティアへ向き始めた回。

悩みながらも前に進んでみようとするレドと、それを手助けし迎え入れるガルガンティアの人々の話。

サーフカイトのレースシーンも血沸き肉踊る。なんだかんだで高イベント密度で、楽しかった。

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。
概ね場面順。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

 

アバン。

笛作ってる。「レドさんはどうするの」ベベルの問いに、何を思ったか仕事を探してみようとするレド。「該当なし」「雇用状況不明」「貴官の非戦闘任務への適正は皆無に近い」「現状の維持を推奨する」

ニートのほうがマシと指摘するチェインバー容赦ねえな。まぁ短期的な効率からすればそうなる。

笛を吹こうとしてみるも、音が出ない。ベベルは吹いてたけど。作りかけか。

「おはよう」チェインバーの返答は挨拶の意味を誤解している(辞書不十分)ともとれるし、チェインバーなりの挨拶ともとれる。

ミニミニチェインバーな端末に興味を示し触ってみるグレイスがかわいい。

エイミーはチェインバーの仕事の話をしている。「頼りにされてるね」おいやめろレド君がかわいそうでしょう

「笛」エイミーも、レドがさっき吹いてたであろう笛を吹いてみる。鳴らない。ところでそれ間接キs略

「ヤク、タタナイ」「ヤク、タタナイ、イミ ナイ」戦闘以外の自分の存在意義を見出そうとするも、うまくいかず、自己肯定の拠り所を見つけられないレド。

吹いたあとの笛を布で拭くエイミー。管楽器の基本やね。ガルガンティアにも笛があって吹いたりしたんかねぇ。

給料を手渡すエイミー。それチェインバーが稼いだ金だよね。まぁチェインバーに渡すわけにもいかないか。二人でセットかもしれない。

その給料を使う話なのかな今回は(違いました)

「やる気半減」そりゃお給金を満足に貰える状態を知った側からみると、そうだよね。

「シゴト、シタイ」エイミーも自分の仕事を説明。「オレ、ダレカ、ササエル?」「まずは自分がしてほしいことを考えるといいんじゃないかな」公式試聴の台詞きた。

「オモイツカナイ」「パッとは無理か。ここの生活、知らないもんね」「オレニデキルコト、オシエテクレ」「うん」積極的なレド。前向きだよね。

OPのあと、提供クレジットでレドじゃなくチェインバーが読み上げ。わらた

 

Aパート。

凪の日。なるほどタイトルどおり、話も小休止かもね。あるいは凪は、嵐の前の静けさか。

お届けもののついでにレドの職探しをするエイミーとついていくレド。

「宇宙少年」という渾名がついてるようだ。1話の時点では、言うなれば、「文明への挑戦か 宇宙怪獣来襲たて銀河戦士!!」な立場だったけど、もと銀河戦士は今や宇宙少年に。

画面下に出てるCMスーパー。メディアミックス。前日譚小説が近日発売(詳しくは公式をみてね)だって。読みたい、って思っちゃうね。もしカートに入れるボタンがあれば即押ししてた。

魚取りは「潮目を逃しちまって」しばらく仕事なく、雇ってもらえず。

 

ベローズは「請求書の整理」「素人には無理」

「そろそろ配達の時間」のエイミー。

「ジブンデ、サガソウト、オモウ」やる気勢のレド。

ベローズの仕草から、レドを気にかけているのがわかる。いい脚本。

 

船の連結作業を監督してるあんちゃんは取り込み中だった。

謎の塔まできた。チェインバーは荷運びしてる。

牛、農場、堆肥。とてもくさいにおい(効果音も何やらすごそうな感じ)。「スマナイ、ムリダ」逃げ出すレド。

 

吹き流しが垂れ下がり、凪になったことがわかるカット。

レドのひとりごと、ようやく片言でない、銀河同盟語が出てくる。それまでレドが頑張ってガルガンティアの人々相手に地球語をしゃべっていたのと、対比。

サイレン。なにごと?

ガルガンティア絵。スチームパンクめいた建造物群がたまらん。

ピニオン「いっちょ気分変えようぜ」「凪だよナ・ギ」「ついてこい」景気のいい奴だ。

ベベル、歩けるのね。肉は牛肉かな

「手下共が」ピニオン、サボってんじゃねーか!(あとでわかります)

さっそく手下登場。「今のはピニオンの仕事」エイミーの指摘。

ベベルの凪とガルガンティア生活講座。「息抜きにあててる」。自然のリズムにあわせ生きる人々。

パーティーメンバーは4人。ピニオン、ベベル、エイミー、レド。

ベベルの車椅子には焼肉機材ボックスらしきものとパラソル。

暑そうだな、ガルガンティアには、この地球には、もう四季ないのかな?

ガルガンティア全景。中央に例の謎の塔が。

 

サーヤ、メルティが待ってた。「遅いよ」「早く」パーティーは6人に。

チェインバーもやってきた。重さで沈む。相変わらずヌけてるなぁ。

「泳ぐ」脱いだー!?3人水着。前回予告の絵(たぶん)。レドにくっついて脱がす3人。

エイミーにバタ足を教わるレド。そっからかよ!まぁ宇宙の戦闘に海ないしな。

グレイスが飛膜を広げて仰向けに浮いてる。割と謎生物だが気にしない。

先生と助手も登場して、パーティーは8人に。

水遊び後、さっきピニオンが手渡したアロハを着てるレド。

電気が戻ってない。チェインバーが指向性の熱ビーム発射、おいしい肉がケシズミに。「対象の焼却を完了」ぶはははは

「しまった、アレがねえ」何やら芝居がかってレドに依頼するピニオン。「シゴト?」「おうよ」「あんなところへ」気をもむエイミー。

「肉1ターン台無しにしたんだから」ターンはkgに相当する単位か?

「まかせたぜ」頷き、やる気まんまんのレド。一度目の頷きと二度目の頷き、その間も含め、レドの状況の受け止め方と感情の盛り上がりを表現してる、いい演出

 

アイキャッチ。ジングルはジングル用とは別のフレーズ。柔軟でいいね。

今回のアイキャッチは、サーヤの持ち物。サイドポーチと、裾がピンクの衣服、それと大きいカバン。

 

 Bパート。こちらは、いつものアイキャッチ(ジングルも)。

助手が先生をあおいでる。何こき使ってんすか(あとでわかります)

 女子のサンオイル塗り。会話をきいてたピニオンが女子のほうをちらっと気にするそぶり。助平め&ですよねー

「痛い目みるよ」「運動しなきゃかな」ガールズトークそして軽い伏線。

リジットから通信。背景が陽炎でてる。相当暑いことがわかるカット。

「サーフカイト」そういう名前なんだ。「焼肉」反応するリジットの声色が面白い。

「運動会」サーヤとメルティもリジットの通信は聴こえてたので、すぐ察する。さっきの「運動しなきゃかな」が軽い伏線になってた。

チェインバーの質問に「乙女心」と答えるピニオン。意外なところで会話が成立し、面白い。「ブリキ野郎、お前、黒いな」何に使うの?黒が熱を吸収してとか?いやそういう素材なのかどうか…気にしない。

 

オカマ!歓楽街だった!「スイート」「ジューシー」ガクガクブルブル

 

カイトのレースシーンきた!ワクワクするぜ!

「ゴールはクレーンタワーのてっぺんね」

カイトの色は、サーヤは黄色、メルティはピンク、エイミーは赤。水着と同じ配色でわかりやすい。

 

バケツに入った液体をチェインバーにかけているピニオン。(あとからみるに焼肉油か?)

ベローズきた。「お前も食ってけよ」気前いい。パーティーは9人に。

今度は先生が助手をあおいでる。

「うちで働かない?」よかったねレド!職にありつけるよ!でもわかってないレド。「チェインバー」助けを求めるレド。「少尉に非常事態」「奴にはいい社会勉強だ」「同意する」するのかよ!今回はコメディ色の強いチェインバー。

潜水服のリジット一行も登場。さっきの通信で焼肉をききつけてきたからね。パーティーは12人に。電気は夕方までとめる。

胸元広くハイレグなセクシー水着に圧倒されるピニオン。ベローズも「大胆だな」と。指摘されて赤面するリジット、狙ってなかったんかい。天然セクシーっすか。

メカいじりするベベルと、暑さにぐったりしてる先生と助手。(何作ってるかあとでわかります)

 

クレーンタワーまで追われるレド。「俺が何をした」わらた

エイミーたちもレースのゴールであるクレーンタワーへ。

「あなたなら狙えるわ、うちのナンバーワン」よかったねスカウトだよ!「フレッシュ」「スタミナもバツグンね」ガクガクブルブル

階段は行き止まりだった!落ちるレド!その高さは死ぬって!

間一髪でキャッチするエイミー。いいハラハラ演出。

ロープ掴んで軌道変更、逆転のエイミー!「一番」喜ぶエイミーにレドの顔もほころぶ。いい共有体験。

 

クレーンタワーのてっぺんで、エンジン始動。

水筒の水とコップ。暑い日の運動後の一杯は格別のおいしさだよね!

振動。クレーンタワーは、スプリンクラーの塔でもあった。だからてっぺん付近は緑豊かで、鳥も群がってたのか。乾杯する3人娘と水を飲むレド。

「オレハ、シゴト、モドル」

 

カイトから市場の布天井に着地するレド。

歓楽街で追われてボロボロのレド。

ベベルは即席の扇風機を完成!すごいよベベルさん!

驚くババァ。謎の箱を受け取ったレド。

 

歓楽街を抜け、パーティー会場に戻ってきたキスマークだらけのレドわらた

焼肉ホットプレートと化していたチェインバー。そして人がたくさん!

「クッソ、誰だよパーティーのこと触れ回ったのは」後ろでそしらぬ顔のリジットとニヤリとするベローズの対比が可笑しい。

「おかえりなさい」「ご苦労、宇宙少年」「よく間に合った」タレだった!「ババァのタレ」

焼きたての肉をハフハフ食うレド。タレもつけて「コ、コレハ」グルメアニメかよ!2話3話で死骸食うのイヤがったレドも、いまや、肉をおいしくいただいてる。ガルガンティアにいろいろ馴染んできたことがわかるシーン。

 

夕方。まだみんな団欒してる。「風」吹いてきたのに気づくエイミー。凪は終わりだ。「さあ、仕事すっか」皆仕事に戻ってゆく。

「レドのためのパーティー」後ろで、ベベルの車椅子のモーター音が。凝ってる。

「レドの仕事が見つからないからって、ピニオンが気分転換に企画してくれたんだよ」いいやつだねピニオン。沈めるとか言ってたのにね。まぁ3話のあとでそのあたりは多少変わったろう。

「みんなのために頑張ってくれて、ありがとね」「オレガ、ミンナノタメ」「おかげでみんな、おいしい焼肉食べられたんだから」レドにとっての最初の労働の体験は、感謝の言葉をもらう、素晴らしい体験になった。水着とオカマとレースと焼肉もね!

 

「さ、いこう!お仕事探し、またつきあうから」手を引き、駆け出すエイミー。「やっぱ肉体労働系?」筋肉結構あるからねレド。イケメンで筋肉あればモテるのはいつの時代も同じです。鍛えよう(備えようのイントネーションで

「ウシハ、ダメダ」 わらた

 

サボってたのが手下に見つかったピニオン。「ごめんなさ~い」言い訳しないのは潔い

「この状況の必然性を、問う。繰り返す。このじょ」ED。わらた

 

ED。キャスト。「オカマ」なのね。オカマ役の三宅健太マクロスFでも素晴らしいオカマ演技をみせてくれた。

ババァも役名ババァなのね。

 

エンドカードかつ提供クレジットで、またもやチェインバー(OP後とは別のテキスト)わらた。話に連動した水着絵なのは良いね。Hisasi絵が素晴らしい。いい仕事してる。

翠星のガルガンティア 4話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

今週こそ何もなくダラダラ進む話かと予想してたら、またもや意外にも、
Aパートはレドの失敗(そして対話と理解)、
Bパートはベベルとの会話やスコール、そして笛と弟の追憶と、
重要イベント連発、高密度な回だった。
見応えある、いい回だった。

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。
概ね場面順。
取り上げる話題の粒度はまちまち。

アバン。
海賊船とのバトルで受けた損傷を修理中のガルガンティア。
船を連結しているようだ。
船団に新しい仲間が加わった様子。先日の貨物船団か。
フローターで周囲巻き込んで浮いてコケているチェインバーなにやってんの。どうやらうまく仕事できてないらしい。

Aパート。
親方。さっきの参加船団とは別のおっさん(アゴヒゲの有無で区別)。
コケてるチェインバー。紐絡まってる。この失敗は、アバンのものを同じ時間で別の角度から映してるのかも。だとすればその見せ方は興味深い。
さすがにロープ切っちゃダメ、再度用意するのに手間かかるし貴重品かもしれない。そのあたりはレドにはまだわからない。

ガレージを修理してるいろんなユンボロ。面白い絵。
「不便」と抗議するエイミー、優しいね。
守銭奴リジットから渡されたのは請求書。ですよねー
ちゃんとイーブンな取引を心がける真面目なリジット。

うまくコンテナを船から船へ運ぶチェインバー。さすがにユンボロも人も使い慣れてるあんちゃん、うまく運用してるね。
エイミーのいいキック。
子供いっぱいいるなあ!イントロダクションノベルでの子供のくだりを思い出す。
手を振って追い払うチェインバー、笑って逃げる子供、この距離感、微コミュニケーションのシーンは楽しい。今後この距離がもっと縮まることはあるのだろうか?
待機中のレド。この「待機」がBパートでのキーワードの一つに。
「ワカラナイ」楽器と知らずに作ってたのかよ?なぜ?(あとでわかります)
ヒディアーズの爪。
もう1個あるので気前よくエイミーにくれてやるレド。
「歩きながら話さない?」目的地と要件は?と思うのはレド脳。話したいから歩いてんのよ。

やっぱり弟・家族の概念のないレド。1話での会話から、ですよねーという感じ
海鳥が船と平行して飛んでる、いいシーン。上空にも鳥!
ベベルは宇宙に興味あるとのこと。2話でもいってたね、宇宙への道のり。
胸に病のあるベベル。出歩くと発作などで倒れたとき大変だからとか、そもそも歩行が臓器(肺か心臓か?)に負担をかけすぎるからとか、そんなところか。
「無用である」この時点でのレドの認識はこれ。これは今後果たして変わるのだろうか?
遠景が白くクレーンなど絵画的に描かれてて面白いカット。写実的にやるならこういうカットは作れない。興味深い。まぁもしかしたらBDで差し替わってしまうのかもしれんけど、こういうカットもあっていい。
歩いてきてたどり着いたのは、謎の塔のある広場。この塔はなにかのシンボルか?塔の頂上まわりには鳥が飛んでる。

塔を見渡せる船室が、 オルダム先生の診療所。
看護師が女児。人手不足なのか?
望遠鏡。医師というだけでなく、天文学などもできることがわかる。さすが五賢人(Aパートより)。
「失われた技術だ」そういう技術があった、という文献は残ってるのね。
本を手にとる先生。左は太陽系の3次元図、右は月探査船のモデル図(図鑑レベル)か?
「弱者保護の意義も、理解不能」に笑い出す先生。出来ておる
「稀人」この表現、どこかできてくれると思ってた。先生の落ち着いた人柄がわかる
「狭い範囲」同盟4億人以上いるんですけどね。まぁたしかに、閉鎖された狭いアヴァロンで暮らす同盟と、地球型惑星(というか地球)とでは、生態系のスケールは地球のほうがでかいか。
「有益かどうかは君が判断すべきことだ」自立した思考を促すオルダム先生の重要な台詞。

アイキャッチは、ベベルの持ち物だった。世界の図が表紙の図鑑はベベルお気に入りの本なのだろう。カイトの模型、船の模型も、ともに、乗り物の模型というのも、ベベルの人柄を示してる。コンパスなど模型工作(設計も含む?)用っぽい各種道具も面白い。

Bパート。
ベベルの待つ自宅へ向かう一行。このカットは2話以来?2話で家族団欒シーンがあったこともあり、自宅だーって安心感があったりする。
入り口廊下がキッチン。冷蔵庫、流し台シンク、コンロにオーブンと、近代的な調理機械が並ぶ。
レドの来訪に目を輝かすベベル。いいリアクション。
ベベルの弾む声。ベベル役の寺崎裕香の演技が光る。
洗濯物を恥ずかしがってあわてて物干しからおろすエイミー。そのあたりの感覚は我々と同じ。キッチンの描写もそうだけど、地球側は割と視聴者に近い感じを出そうとしてる(プライバシーとか倫理とか)、と見える。
「チェインバーの通信機械」的確に理解してるエイミーさすが。
「あれ、イケメン」レドみて第一声がそれかよメルティ。わらた

手をふってるサーヤはレドにふってるのかベベルにふってるのか?初対面のレドかな
転ぶエイミー。そそっかしいのね
 
宇宙に興味津々なベベル。情報交換、対話のシーン。
「銀河同盟発足時から」初遭遇についての情報がまだ得られない。それとも情報が開示されていない?まさか情報操作?地球人が作ってしまった生物兵器の可能性もあるか?エネルギー捕食型生命体として、なぜ恒星の輻射熱で満足せずわざわざ人間の居住するユニットを襲う?地球の寒冷化と温暖化になんらかの関連はある?ない?
「消耗したものは、死亡するのみ」デスマーチ。ですよねー。個人的に刺さる話。
「船団は組織じゃないよ。ただ、寄り合っているだけなんだ」奇跡的なユートピアにみえる。
「意味?」「みんなが安心して生きていけるなら、それでいいんじゃないかな」素朴だが本質をつく台詞。ベベルはときどき痛いところをついてくる。聡明である。
「それならヒディアーズを全部倒したら、銀河同盟はどうなるの?」
また痛いところをえぐるベベル。
 「待機する」あ、死ぬとかじゃないんだ。ちょっとホッとした。そりゃそうか。
目を輝かし「それなら僕達と同じだね」「待機って、生き続けるってことでしょ」
前向きに生を肯定するベベルのなんと強いことか。

ベローズに話しかけられ、なんとなく悩みを吐露するレド。
いうなれば「俺は無駄なことをしているのか」「今の俺は戦闘もせず、ただ無為に時間を浪費している」「俺は何をすべきかわからない」といったところか。
「慣れてないだけさ」慰め、「もっと自由に」的確なアドバイスをするベローズ、3話もそうだが、必要なところでフォローを入れることのできるベローズの役どころも重要。

雨。大事件なの?雨を知らないレド。
嬉しそうなベローズ。「真水は貴重なんだよ」なるほど低コスト真水生成技術は失われてるのね。
雨を集めるみんな。恵みの雨だ!
クレーンで帆布を張って雨を集めるベローズ。なるほどクレーンに走っていったのはそういうことか。
雨に打たれて嬉しそうな人々。彼らが生を謳歌する姿は、レドにとっては初めてみる景色か。レドはそこに何をみたのか。

「脳波に変化あり」アルファ波やベータ波じゃなくて、心境の変化のことかな?
「イケメン発見」メルティも雨を浴びたあとなので水滴ついてる。
「かわいそうだよね、一人で知らないとこにきちゃってさ」サーヤの感想は、レドとちょっと離れた普通の人々の視点の代表か。
「うちで乾かしていきなよ」やっぱり親切なエイミー。弟が喜んでたから、また弟に会わせたいっていうのもあるだろう。

「スコール」なるほどスコールなのね。
「僕は、自分のこと不必要だなんて思ってない」しっかりと自己肯定をできているベベル。新しい環境に戸惑い自信をなくしているレドとの対比。
人と人が互いに必要とされてること、の意味を問いなおしてるともいえる。
 「必要だって、そう思える人はいないの?」視聴者への問いかけでもあると感じた。そして、この問いかけ、実はレドにとって重要な人がいたことの伏線にもなる、とても重要な台詞にもなる(あとでわかります)
「何よりも、僕にとって僕が必要だから」スゴイツヨイ心ですベベルさん。
心折設計の現実社会に比べて、ガルガンティアがそれだけユートピアだ、ともいえるし、現実でだって自分なりに自己肯定できるといいよね、ともいえる。
「オレハ…」レドは何がいいたかったのか。あるいはまだ言葉にならない、レド自身も気づかない、レドにとって新しい何かなのかも知れない。
「笛」謎を解くベベル。賢いです。重要人物な気がしてきた。虚淵は何話でベベル殺すんだろ、と一瞬思うも、きっとこれそういう話じゃねーから!
笛吹きはじめるベベル。うますぎだろ。あとストリングがこっそり同時に入ってきてつい笑ってしまう。劇に密着するなら独奏のほうが好みだなって思って。まぁシーン全体を盛り上げるならストリングス入りのほうが効果的なのはわかる。

レドの回想。追憶(タイトルより)。
ベッドの幼い少年。今のレドと同じように笛を作っている。
ベッド(生命維持ユニット・隔離カプセルか?)の外から見守るパイロットスーツの年かさの少年はレドか?
そして…船外投棄かよ!いままで散々言われてきた話が、比喩・概念でなく実際にシーンとして出てくる衝撃。(船外投棄じゃなくてバラバラにされていろんな材料にリサイクルされた可能性も)
空っぽになったユニット。かつて弟がいたユニット。そこにはもう弟はいない。


レドの頬を伝う涙。
「ワカラナイ」忘れてたレド。1話で言っていた「忘れて」きたものには、肉親の記憶も含まれてたのか。
レドが笛を作る行為は、弟の行為を模したものだった。戦いのために忘れ去った弟のことだが、笛を作るという行為だけはレドの記憶に残ったのだ。
「何か、悲しいこと思い出したんだね」ベベルの指摘はやっぱり鋭い。
「ソレ、モウイチド、ホシイ」弟を思い出すよすがとしてだろうか。レドはどこまで弟について思い出したのだろうか。回想でみた部分までかな。
生きている弟(エイミーの弟であるベベル)と、死んだ弟(レドの弟)との対比。
今回のベベルはほんまにキーパーソンやね。
長い話に時間が過ぎて、夕方から夜になっていく。わずかなカットでそういったとこをみせるのは、やっぱうまいと思う。
お茶「サーヤのおすすめ」。この後すぐ場面転換するが、3人で団欒、楽しい時間を過ごしたことがわかる。いいカット。

夜。チェインバーとの会話。「この星のことを知る必要がありそうだ」レドにとっての、「もっと知りたい」「好きになりはじめている」という心情の描写。
「ああ、わかってる」一見無機質に聴こえるレドの台詞だが、果たしてレドの心中は。今後間違いなくくるであろう選択の時に、レドは銀河同盟を選ぶのか、あるいはガルガンティアで過ごすのか?そしてチェインバーのとる行動は。
ここまでの描写からは、レドの心境の変化が始まったことがみてとれる。
そのキーとなったのはベベルとの対話、ベベルのしっかりとした心と言葉であった。

ED。予告映像。ヒャッハー水着回だ!(さっきまで感動してた人はどこいった

エンドカードも、雨のあとのシーンのようだ。本編と連動してるのは、良いね。

翠星のガルガンティア 3話 ネタバレあり感想

(以下ネタバレ)

 

今週は策謀がダラダラ進む話かと予想してたら、意外にも、

Aパートは対話と理解、

Bパートは驚きの意外な方法でのバトル、と、

またもや予想以上に面白い展開で、とても楽しめた。

 

悪いやつをスッキリやっつけて爽快!ってだけでなく、

ガルガンティアでの倫理観、生命観の一部が示される、重要な話でもあると感じた。

 

 

以下、備忘と整理を兼ねて列挙。

 

順不同。

 

取り上げる話題の粒度もまちまち。

 

 

アバン。不安そうにレドのところへ向かうエイミーの表情。

このアニメ、短いカット(1秒とか)で重要な意味を持つ仕草・カットが連発されたりするんで、観るとき油断できねえな!

 

エイミーの涙。「バカ!」勝ったのになぜ?と思っちゃうレド脳。そりゃ殺人したからに決まってんでしょ!

リングマシーンのレドにはそのあたりはわかるわけもない。

ヒロインの強い感情の表明、というリアクションで、倫理観を示す重要なシーン。

 

Aパート。

ベローズとの対話と理解の部分は、ガルガンティアの倫理観を、

レドが(視聴者も)理解してゆく、非常に重要なシーン。

重要ワード、概念が連発する密度の高いシーンで、これうっかり観てると1回じゃ読み切れないと思う。

単に「人殺しイクナイ」だけでなく、何故いけないのかまで踏み込んで話されることは大事。

また、倫理の基盤となる相互協力がなぜ必要なのか、それは海だけで陸地もない、ウミギンガの電気がないと人類が生存できない、(ヒディアーズの跳梁する宇宙とは違った意味での)厳しい世界だということが背景にあるのも要注意。

 

劇伴が新曲で始まってる。この曲もいい感じ。

 

悲しむエイミー。人が死んだということを素直に表現するエイミーの感受性と性格がわかる。こういう心理描写で人物像を描いてゆくとこにちゃんと時間使うのは、2話もそうだけど、よいね。

そこへベローズ登場で、話が動くことが示唆される。短いカットでよく構成するよなぁ。

 

カイト二人乗りかよ!着地でコケるベローズのアクションが面白。

銃を構えて警戒するレド。女二人相手に銃向けるとか何やってんすか(完全に色仕掛けに負けるタイプの人間の発言)。でもまぁレドの立場なら、四面楚歌でユンボロに囲まれて銃口向けられたりもしてたし、警戒するのは当然か。

まだエイミーも含めて相手に心を開いてないっていうレドの心理の表現。(これがBパート最後の「アリガトウ」で心を開きはじめるってのとの対比にもなる)

 

緊張しながらレドに対話を求めるエイミー。2話もそうだけど、作り笑いとかではない。真剣である。対話に対して真摯なその姿勢は、やはりメッセンジャーのポリシーもあるだろうし、素直な性格ってのを示す描写ってのもあるだろう。

 

でかいチキン肉わらた!網で焼いてランチ。豪勢な差し入れだ。

海鳥か養殖かっつーと、まるまる太ってるし養殖か。

 

「何故殺した」から始まる問答は、生命の問題に、シンプルに正面から迫ろうとするいいシーン。

ベローズの重要な台詞が立て続けに。

「殺生は何よりも戒められている」これ重要。今のこの世界よりずっと重たい言葉のはずだ。あるいは、今のこの世界で軽視されがちだが、今のこの世界でだって同じように重たい言葉。

「魚を釣ってきた者には真水を与えよ」これも超・重要。ギブ&テイクだけじゃなくて、海だけの世界でやっぱ真水ってそこまで重要なんだってのもわかる。

ベローズが手渡す通信機。言葉で「つなぐ」重要な小道具がきた。

去り際のさっぱりさから、ベローズの性格がわかる。いいシーン。

「俺がこの船の住人に(なる)?まさか」相変わらず戦線に戻ることしか考えてないレド。そりゃそうか。15年そうやって暮らしてきたんだし。(2013/05/01追記:16年でした。1話アバンでの時間数より)

 

「ほんとにありがとう」エイミーの言葉。

「不思議な言葉だ」翻訳は文章任せだったので、「ありがとう」という言葉について、意味を知らずサウンドの印象から興味をもつレド。この話の運びは面白い。

 

3話タイトルから予想したとおり、海賊のボスは女。

左右の二人は側女?いや奴隷か。首輪だし。(あとでわかります)

「あたくしの敵ではない」この自信、なんか面白いユンボロ持ってんだな!

 

リジットにレドと交渉させる船団長。なぜ自分でやらない。(あとでわかります)

殺傷したことを謝罪するレド。早速ルールにならっている。

「取引」レド。駐留、支援が欲しい、という意志は2話からそのままである。

魚と真水の話を出して、取引を認める船団長、話のわかる奴だ。

2話のときはよくわからなかった船団長だが、ここでしっかり人となりが紹介されており、またそのボリュームから、そこそこ重要人物となることもわかる。

 

アイキャッチはベローズの持ち物。1話はレド、2話はエイミーだった。4話はリジットのメガネでも出てくるかな?それともエイミー弟ベベルかな。

リジットのメガネはオヤジの形見…だったりはしないかさすがに。

 

陽動だけなの?無力化させりゃいいじゃん。ガルガンティアが自力で武威を示す必要あるってことか。

 

「ブリキヤロウ」わらた。もう中に人などいないことは受け入れたようだ。

 

マロッキーがイイ味出してる。抜けた表情なこともあるが、しっかり仕事はするって感じ。カコイイ表情のシーンもあり、今後も絡んでくるのでは。

 

ガルガンティアも砲撃戦。ドンパチしちゃうんだー。なるほど。やはり自力で武威を示す必要あるってことか。

実体弾くらってヘコむ船体。爆発とかよりも運動量・エネルギーがわかって、こわい感触ある。

17分ってそこまで戦況予測できるのかよチェインバー。便利だな!かなり重要な能力。

「みな」伏兵くる!「アイサー」お前ら奴隷じゃなくて腹心なのかよ!どこまでそれは秘密事項(切り札、懐刀)なんだ?

 

潜水艦…だと…!?そしてそこからユンボロ発進、ガルガンティアに奇襲!

 

完全に意表をつかれて、バトル第二幕が開幕。この展開は面白い。興奮する。

ザリガニロボ!ガルガンティアのユンボロと、ユンボロバトルだ!まさか3話でそこまで話が進むとは思ってなかった。

もう3話なのにこの高密度でイベント詰め込むのは、素晴らしいの一言。

 

「あなただけではなくってよ」かっけー!

ロケットでジャンプ!また意外なことをしてくれる!面白。

劇伴も新曲というか新フレーズ。盛り上がってよいよい。

壁をドゴーンドゴーンとディオのように登る。かっけーな!

船団長が敵の狙いを解説しつつ潔さもみせるというおいしいカット。

 

二人娘が増援!またおいしいとこ持ってくなあ!

水って、チェインバーなら水も余裕ですよ。あ、フローターあるからそもそも海に引きずり込むこともできなかった。デスヨネー

 

「降伏せよ」ジャイアントスイングわらた。ユーモラスである

根性みせる海賊ボス。そのまま飛んでくのは古典的でもありおいしい退場方法。こりゃリベンジあるで。

ボスがやられたので、総崩れの海賊たち。

 

「ありがとう」観衆の言葉が温かい。

「何度も聴く言葉だな」レド、さっきのエイミーの言葉を覚えてた。「感謝、か」

レドが最初に意識した言葉が、感謝の言葉。いいね。

「この世界は僕らを待っていた」もそうだけど、アクションを肯定する、エールを送る作者達のメッセージだと思う。

 

「父上なら…」リジットの父親は先代の船団長だったのかもね。

「判断はお前に任せる」リジットに船団長がいろいろやらせる意味がここでわかる。次代を育てようとする船団長。

 

エイミーの魚料理で締める。「アレ…」で視聴者もわかる、片言の「アリガトウ」いいね!チェインバー任せにしなかった。

一歩あゆみよるアクションを示したレド。ある意味、話が大きく動き出す瞬間でもあると思う。

 

ED。グレイスの声優、OPの歌手かよ!そりゃ意外。高周波がいい感じだと思います。(2013/04/22追記:グレイスの声優は、OP歌手の茅原実里ではなく、サーヤ役の茅野愛衣でした。見間違えてた。失礼しました)

 

EDの帆船の画像、2話時にも気になってたんだけど、こりゃ次回予告の映像なのか!凝ってるなあ!

予告じっくりみると登場人物や行動からいろいろ予想できると思うけど、あまり見ずに、先入観なしでいるのも良いかもね。一場面だけ切り取った映像ってのは、先入観やミスリーディングの元にもなるので。